TOYOTA ハイエース 200系 1型

【DIY】200系ハイエースにローダウンブロックを取り付けました!

こんにちは、kobyです!いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は、200系ハイエースへローダウンブロックを装着した作業をご紹介します。DIY好きな方、車高調整に挑戦したい方はぜひ最後までお付き合いください!

ローダウンブロックってなに?

ハイエースのリアサスペンション回りはリーフスプリングの上にアクスルが乗っていてホイールが取り付けられています。

※アクスル=車軸のことです

アクスルとリーフスプリングの間にローダウンブロックと呼ばれるブロックを入れることでアクスルの位置を上げて車両のローダウンをすることが出来ます。

挟み込むローダウンブロックの厚みがそのままローダウン量になります。

フロントのローダウンについて

ちなみにローダウンブロックはリアのみに入れます。

ハイエースの場合はフロントは純正で調整が出来るようになっているので別途パーツを用意する必要はありません。

※今回のブログではフロント側は割愛しています。

今回のローダウン量について

僕のハイエースは以前1.5インチ(約4cm)のブロックを装着していましたが、リーフバッファプレートも追加していたため車検ギリギリ。そこで、今回はより安全マージンを見て1インチ(約2.5cm)に変更しました。

※車両の高さが4cm以上変わると構造変更が必要になります。

使用するローダウンブロック

クスコの918DBS10というものを選びました。

箱から出したところ

・説明書 1冊

・U字ボルト4 本

・ローダウンブロック 2個

・ナット、ワッシャー 各8個

袋から取り出したところです。

作業で使用するもの

必ず必要なもの

・ジャッキ2台(1つは車載ジャッキでOK)

・ソケット 19mm(セミディープもしくはディープソケット)

・ソケット 21mm(ホイールナット用)

・スピンナハンドル(上記ソケットに100N・mちょいかけられるものであればOK)

あったほうがよいもの

・軍手

・パーツクリーナー

・ウエス

・トルクレンチ

・ラチェットレンチ

・リジットラック

あると楽かも

・電動ラチェット

・インパクトドライバー

・ブロア or エアブローできるもの

作業開始!

ジャッキアップ・ホイールを外す

車体をジャッキアップします。

インパクトドライバーを使用しない場合はタイヤが完全に地面から離れる前にホイールナットを少しだけ緩めておくと楽です。

ジャッキをかけたポイント!

ホイールを外します。

U字ボルトを外す

リーフスプリング。1.5インチのローダウンブロックがすでに入っています。

車載ジャッキでアクスルを支えます。大丈夫だとは思いますがドラムにかからないようにしたほうがいいかと思います。

リーフスプリング下の「U字ボルトを留めているナット」を4つ外します。

ナットを外すと画像のようにダンパーが伸びてきますがいったんこのまま放置しておきます。

U字ボルトを取ります

外したU字ボルト

アクスルを支えているジャッキを少しずつ上げてリーフスプリングとアクスルの間に隙間を作ります。

僕の場合は先に入っていたローダウンブロックをここで外しました。

外したローダウンブロックです。さびさびです。

新しいブロックを取り付ける!

新しく入れるクスコのローダウンブロックです。綺麗な青ですが個人的にはそんなに目立たなくてよい部品なので黒のほうがよかったです。

先ほどの隙間にローダウンブロックを入れU字ボルトをかけておきます。

ローダウンブロックについている突起(クスコの場合はボルト)がアクスルの穴に入ってローダウンブロックとアクスルが密着するまでジャッキを上げます。

僕はいつも車載ジャッキを使うとき手回しだとしんどいのでホームセンターで買った金具を電動ドリルに取り付けて横着しています。

画像では少し隙間がありますがローダウンブロックの突起がアクスルの穴に入っていれば完全に密着していなくてもOKです。

別の角度から

U字ボルトをナットを使って取り付けていきます。

そのためには伸び切ったダンパーを押し戻しながらU字ボルトをボルト穴に入れてやる必要があります。

力が無い人は一人だときついかもしれません。

ダンパーの写真

ナットを仮止めしました。

出来るだけU字ボルトの締め込み量が均等になるように締めていきます。

ダンパーが効いているので少し感覚がわかりにくいですがしっかり締めていきます。

説明書に締め付けトルクが記載されているのでトルクレンチを使って締めます。

締めにくい位置なのと規定トルクがそこそこ大きい+前述のダンパーで加減がわかりづらいので特に手締めの人は作業後何度かは走行前後でゆるみがないか確認したほうが良いです。

作業に慣れていない人はここはトルクレンチを使ったほうがいいです。

あとは車載ジャッキを外してホイールをつけて車体を下ろしたら完了です。

僕は以前自分で1.5インチのローダウンブロックを入れたこともあって今回は左右で1.5時間で終わることが出来ましたが初めてやる方は半日程度は見ておいたほうがいいかなと思います。参考までに。

さいごに

ご覧いただきありがとうございました!
DIYで車高調整を楽しむなら、チェックすべきは構造変更の有無と締め付けトルクの均等性です。作業後は再度緩みがないか確認して、安全運転を心がけてくださいね。

ガレージライフやバイク整備に関する記事もたくさん書いていますので、気になる方は他の記事もぜひ覗いてみてください♪

ABOUT ME
koby
オフロードバイクが好きな2級自動車整備士。 現在Dトラッカー、KTM125EXC、200系ハイエースに乗っています。 2020年にガレージを建て、そこで行った整備やDIYを記事にしています。 プロフィール詳細はこちら↓↓