はじめに
こんにちは!kobyといいます。
まずはブログをご覧いただきありがとうございます。
トランポとして使用しているハイエースの使い勝手を良くするために荷室の床張りをしました。
トランポとして使用中のハイエース。カーペットなので砂や泥の掃除が手間です。
荷室の床張りとは?
基本的に自動車の荷室はカーペットか、商用車の一部であれば鉄板がむき出しになっていると思います。
自分の場合はオフロードバイクを積むのでカーペットのままだと泥や砂の汚れが付くとなかなか落ちません。
カーペットを剥がして鉄板むき出しにすれば汚れは取りやすいのですが鉄板がデコボコしている為、物を積みづらいです。
そこで板を貼って、その上にクッションフロア(長尺シート)を貼ることで掃除がしやすく、物も積みやすくなります!
板を貼る方法
やり方は人によっていろいろあると思いますが、ハイエースの場合は以下が主だと思います。
(下に行くほどお手軽ではなくなります)
- 1.クッションフロア(長尺シート)を乗せるだけ(板張りではない)
- 2.板を乗せるだけで固定しない(板のみorクッションフロアを貼る)
- 3.板を乗せて4か所の純正タイダウンフックのボルト穴を利用して固定する
- 4.荷室のデコボコに合わせた木片を両面テープで鉄板に貼り、そこに板をビスで打つ
- 5.板を鉄板ビスでボディに直接固定する
今回自分は4と5を併用していきます。
(本当は4で行くつもりでしたがどうしても浮いてきてしまう部分が合ったため、部分的に鉄板ビスで留めました)
作業開始!
全然写真を撮っていませんでした。
カーペットを剥がして細く切ったコンパネを置いているところです。
僕のハイエースは前のオーナーがDXに内張を貼っているので通常の内張とは違うものがついています。
鉄板の凹んでいるところが約12mmだったので12mm厚の細く切ったコンパネを置いています。
メルシートが貼ってある部分は若干浅いですが気にせず置いていきました。
板を何分割にするかもよりますが板と板の継ぎ目の部分は段差が出来やすいので、継ぎ目の部分に細く切ったコンパネが来るように考えて木を入れる必要があります。
今回は4分割にすることにしました。
シート格納部分と燃料ポンプ部の考察
板張りを考えている人が大体どうするか悩むであろう燃料ポンプとセカンドシートのストライカー部分です。(跳ね上げたシートを下ろした時に噛み合う部分)
どちらもどうするか悩みましたが燃料ポンプの部分は板の部分はあらかじめくり抜いておいて、その上から長尺シートを張ることにしました。
こうすれば普段は継ぎ目無しに見え、どうしても燃料ポンプの部分を開ける必要が出た場合は長尺シートのみカッターナイフで切れば簡単にアクセスすることが出来ます。
→正方形の木です。
セカンドシートのストライカー部分は丁番を使って開けられるようにしようと思います。
→長方形の木です。
配置を決めたら両面テープで凹みに入れたコンパネを貼ります。
板をのせる!
こんな感じに切った板を乗せてみました。
スペアタイヤの部分はホールソーで穴を開けました。
車体側のボルト穴と同じ位置に板に穴を開ける時はボルト穴にボルトを入れた状態で板を仮置きして、そこに上から体重を掛けてやれば板にボルトの頭の凹みが出来るので簡単に位置を合わせることが出来ます。
(タイダウンフックの固定部分やセカンドシートの前側の足を固定する部分など)
丁番でつける予定の長方形の板はそのままだとストライカーと干渉して少し浮いてしまったので干渉する部分を削りました。
→次項参照
板の微調整が終わったらいよいよマットを切っていきます。
サンゲツの重歩行シート、このサイズで13000円くらいでした。
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表裏を間違えて切らないように!
ホームセンターなんかで売っているクッションフロアであれば半値以下で買えたりすると思いますが耐久性重視で重歩行シート(長尺シート)にしました。
このシート、丈夫だし乗せたものが滑りにくくていいんですが木目を再現したデコボコがあり若干掃除がしづらいです。サンプルが貰えたりするので用途に合わせて選ぶといいと思います。
切ったシートを置いてみました。
板よりも若干大きめに切った部分を微調整します。
(板を置いたときに隙間が出来てしまっていた部分を大きめに切ったシートでカバーします)
シートを貼る!
クッションフロア用のボンドでシートを貼っていきます。
セカンドシートのストライカーの部分は丁番で取り付けて、指をひっかける半円を空けて置きました。
こんな感じで半分ずつ塗りました。
奥の方に写っているサイズのボンドを使ったんですがギリギリ足りませんでした。
(足りなかった部分は薄く塗って良しとしました)
ホームセンターに置いてあったボンドを適当に買ったんですが、今見るとクッションフロアー用って書いてますね。今のところ特に不具合はありませんが何か違うんでしょうか・・・
貼り終えてからセカンドシートの収まる扉の部分のシートをカッターで切って扉が開くようにしました。
(しばらく使用した後の画像なので汚いです)
隙間が結構あって不格好なので縁を何かしらで綺麗に処理しようと考えてましたが面倒になってまだそのままです。。。
扉を開けるとこんな感じです。
開けたときに目立たないように黒いスプレーで塗りました。
ストライカー部分の逃げが扉の裏に彫ってあるのが分かると思います。
逃げの加工は木工用のトリマーを使いました。(トリマーが無いと同じようにやるのは大変かもしれません)
セカンドシートを下ろすとこんな感じです。
カラーを入れてストライカーの高さを少し上げることでシートの足のゴムが丁度、板面に当たるように調整しました。
ちなみに前側の足の部分はこの厚さであればカラーなど入れずにそのまま取り付けることが出来ました。
(当然、板に穴はあけています。。。)
画像の一番手前に写っている部分はステップの部分になるのですが貼った板をトリマーで元の鉄板と同じ形状に合わせて、木口テープを貼って処理しました。
完成!
シートを起こした状態です。
遠目で見るとシートが収まる部分の扉はほとんど分からないと思います。
スライドドアから見たところ
フロントシートから見たところ
面倒だった掃除もブロワで吹き飛ばせば一瞬で終わります!
まとめ
結論として掃除がしやすかったりバイクが積みやすかったりでやってよかったです!
何より作業が楽しかった!
もうやる機会は無いかもしれないけどいい経験になりました。
おわり
最後までご覧いただきありがとうございました。
他にもハイエースの記事を書いているので良ければ以下のカテゴリーからご覧ください。