KTM 125EXC 06

2ストオフロードのミッションオイル室に水が入る問題を修理する!KTM 06 125exc

はじめに

こんにちは!kobyといいます。

まずはブログをご覧いただきありがとうございます。

自分はKTM 125EXCというバイクに乗っているのですがミッションオイル交換時にオイルに冷却水が混ざるようになってきたので修理をしました。

ミッションオイルが白濁する

KTM 125EXC Oil

2006年モデルの125EXCですがミッションオイルが白濁するのが気になっていました。

ネットで調べるとカフェオレ現象などと言われていてウォーターポンプシールからミッションオイル室に冷却水が入ってしまうKTMでは割とよくある症状のようです。

交換する部品

KTM 125EXC Oil

Oリングが移ってませんでしたが交換する部品は以下の三つです。

0760082472 シャフトシール 512円

50335054250 ウォーターポンプシャフト 1748円

770049025 Oリング 156円

シャフトは変えなくても良かったかもしれないですが年数が経ってるバイクでメンテ歴が分からないので念のため交換することにします。

といいつつベアリングは今回は見送りました。

シャフトシールOリングのみなら1000円未満なので安いですね。

修理する!

KTM 125EXC Oil

アンダーガードを外します。

KTM 125EXC Oil

画像真ん中のドレンボルトを外して冷却水を抜きます。

抜けました!

KTM 125EXC Oil

続いて周りのネジ4つを外します。

KTM 125EXC Oil

カバーが外れるのでホースが繋がったままよけておきました。

KTM 125EXC Oil

交換するOリングです。先にシャフトシールウォーターポンプシャフトを変えるので外しておきます。

KTM 125EXC Oil

この時点でポンプインペラは固定されていないので引っ張ると外せます。

KTM 125EXC Oil

インペラを外した向こう側はミッションオイルの部屋ですが水ともオイルともわからないものが見えてます。

KTM 125EXC Oil

ウォーターポンプシャフトの先端にネジが切ってあり、そこにインペラがボルトでねじ止めされています。

KTM 125EXC Oil

ウォーターポンプシャフトがギアにはまる部分が6角になっているのでそこにメガネレンチをかけてボルトを外してインペラをとります。

KTM 125EXC Oil

インペラが外れました!

KTM 125EXC Oil

ウォーターポンプシャフトを引っ張ると外れます。

KTM 125EXC Oil

ウォーターポンプシャフトの新旧比較です。そこまで酷くはないですがシャフトシールと接触する部分に少し摩耗が見られました。

KTM 125EXC Oil

ベースの内壁を傷付けないようにシャフトシールを外します。

KTM 125EXC Oil

シャフトシールを外した後の内壁です。腐食?してるようです。シャフトシールを外すときに少し角にドライバーを当ててしまっています。

ベアリングも変えるのであればこのタイミングで交換ですね。

KTM 125EXC Oil

新しいシャフトシールの外周に薄くシリコングリスを塗って外径に合うソケットを使って打ち込みます。

KTM 125EXC Oil

新品のウォーターポンプシャフトを組み付けてインペラをもとに戻して新品のOリングをセットします。

シリコングリスがやけにべったり付いてますがなぜでしょうか?Oリングを保持するためかな?

忘れてしまいました...

完成!

KTM 125EXC Oil

元に戻したら冷却水を入れて完成です!

その後、オイル交換作業を何度かしましたが今のところ一度もオイルに水が混ざることはありません。

ウォーターポンプシャフトもベアリングも変えないのであれば1000円かからないので少しでも症状が疑われるのであれば

早めにやっておいた方がいいメンテナンスだと思いました。

おわり

最後までご覧いただきありがとうございました。

ABOUT ME
koby
オフロードバイクが好きな2級自動車整備士。 現在Dトラッカー、KTM125EXC、200系ハイエースに乗っています。 2020年にガレージを建て、そこで行った整備やDIYを記事にしています。 プロフィール詳細はこちら↓↓